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福島県会津美里町に工房を構えるベテランの器が到着しました。
陶器も作っていたこともあるそうですが、今は白磁と青磁のみ。
白磁はやわらかいフォルムと青みがかった白色で温もりを感じます。
青磁の器の多くは、しのぎや面取りといった技法を織り交ぜ、
青が交差し深みのある印象。
シンプルですが温もりのある器で、どんな料理でもおいしくいただけそうです。

SMLにて2011年4月29日（金）〜5月8日（日）の期間、
「ゴールデン・スリップ・ウェア」を開催します。
民窯と現代作家の今のスリップ・ウェアを集めた展示で、
日本初じゃないの？とある作家さんに言われております。
スリップ・ウェアとはヨーロッパで多く見られた陶器の装飾で、
器の表面をスリップと呼ばれる泥状の化粧土や釉薬で装飾する方法が特徴です。
スポイトから細く垂らしたり、筆で描いたり、
更に櫛状の道具で引っかいたりして文様を描きます。
一口にスリップ・ウェアと言っても
制作する陶工、作家により全く異なるものになるのが面白いところです。
とてもディープなスリップ・ウェアの世界が広がるはず。
目を回さないように注意してください。
参加窯・作家
湯町窯／袖師窯／小代焼ふもと窯
伊藤丈浩／山田洋次／十場天伸
樂久登窯／前野直史／齊藤十郎 他
また、前回大人気だった「イシトキト」のお菓子を
今回も販売いたします。スリップ・ウェアにあわせたお菓子、
どうぞお楽しみに。

先程、出西窯の多々納真さんがご来店されました。
地震の後なので、益子や笠間の被害をとても気にされてました。

今週、店頭に並んでいる窯や作家です。
量にはばらつきがありますが。
・小代焼瑞穂窯
・小鹿田焼
・小石原焼太田哲三・圭窯
・瀬戸本業一里塚窯
・因州中井窯
・出西窯
・延興寺窯
・桃山窯
・俊彦窯
・牧谷窯
・山根窯
・太田潤
・鈴木稔
・馬場勝文
・大谷製陶所
・山田洋次
・藤田佳三
・宮岡麻衣子
・舩木窯
順不同です。
企画展以外にもたくさんの入荷がありますので、
企画展をメインにご来店いただくお客様は普段もご来店いただくと、
見慣れないものがあるので、楽しいですよ。
そしてゴールデン・ウィークに開催の
「ゴールデン・スリップ・ウェア」の見本が各窯から到着しています。
スリップ・ウェアの作家がこれほど揃って展示することは少ないので、
作家さんから見に行きたいと言われています。本当に楽しみ。
詳しい内容は来週末にDMをお送りしますので、そのころ発表します。
ゴールデン・ウィークはララバイにて「恵比寿陶器市」も開催しますよ。

現在「絵付Spring」を開催中。
伝統窯と現代作家の絵付、染付の器を集めた企画展です。
昨年９月のオープン以来、陶器の器が多かっただけに
店内はガラッと印象が変わり、華やいだ様子になりました。


砥部焼中田窯
砥部焼岡田陶房

瀬戸に工房がある新道工房
こちらも瀬戸の宝山窯です。
丸皿以外は今回のためにオリジナルで作ってもらいました。
青梅の宮岡麻衣子さん
月日工房の近藤健さんです。
絵柄に独特の雰囲気があります。

京都の藤田佳三さんの器は繊細でうっとりします。

茨城の八郷葦穂窯は大胆なビジュアル

モダンな器の月日工房のなかがわひとみさん
有田焼大日窯の酒器は伝統的な文様です。
大人気のイシトキトさんのお菓子
今回は絵付ということで人間や動物が
モチーフになっている器もたくさんあります。
唐子さんや
唐人さん
千鳥さんに
象や蝶
象と猫
うさぎさん
ヒラメ
鳥や魚
見ているだけでも楽しくなります。