03-6809-0696 info@sm-l.jp
〒153-0042 目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F

NEWS最新情報
  • 作り手
  • カテゴリー
  • アーカイブ

2019.03.01 Fri

3.21-4.2【松﨑修×後藤竜太 二人展】

 

【松修×後藤竜太 二人展】

 

3/21(木・祝)〜4/2(火)

12:00-20:00 ※土日祝11:00-

 

<在廊日>

修      3/21,23,24,30,31

後藤竜太 3/21,23,24

<実演>

松﨑修 3/21,23,24

ノミや鉋で形を作っていく「刳りもの」の作業を実演いたします

<オープニングパーティ>

3/21(木・祝)18:00-  ※申込不要

料理家・蓮池陽子によるお料理とお酒を、作り手と共にお楽しみください。

——————————————————————————-

毎年、桜の季節恒例の【松修×後藤竜太 二人展】。

松﨑さんの漆は、ぼってりしたフォルムが特徴的。

後藤さんの陶器は、土っぽくザラッとした質感。

店に整然と並んでいると「ちょっと渋いかな?」と感じるかもしれませんが、

普段の食事を盛ってみると、驚くほど使いやすく、一枚で雰囲気を作ってくれます。

 

関西の作家さんが送ってくれた柑橘を、二人のうつわでいただいてみました。

松﨑さんのお重で、食後のデザートとして。

フチが錫なので、使い方次第で華やかにもクールにもなります。

お正月やお花見以外の、普段の日常の中でお重を使ってみると、遊び心があって楽しい。

こちらは後藤さんのうつわに、春菊と八朔のサラダを。

浅鉢なので、ふんわり料理を盛るとバランス良く、きれいに見えます。

深い色のうつわは単体だと地味に思えても、鮮やかな野菜との相性が抜群。

——————————————————————————-

さらに、今回は二人とも栃木の作家ということで、

栃木に関連したイベントを二つ企画しています!

ちょうど季節は、桜満開の頃。中目黒へぜひ遊びにお越しください。

 

【関連イベント1】

『つまみ道 -松崎家のつまみ-』

3/23(土)16:00-18:00

参加費¥5,000 定員12名 ※事前申込制

講師:松崎道子、蓮池陽子

お客さんや知人が多く訪ねてくる松崎さんの家では、大勢で食卓を囲むのが日常。

今回は地元の旬野菜を使った簡単つまみを、松崎家のお母さんから習います。

松崎さん後藤さんと共に、賑やかに乾杯しましょう。

 

【関連イベント2】

『SMLのお花見 -栃木編-』 ※申込不要

3/31(日)12:00-20:00

企画:しもつかれ会議

栃木の作家の二人展にちなみ、栃木の美味しい日本酒やワイン、

栃木の郷土料理『しもつかれ』をアレンジしたランチやつまみをお楽しみいただける花見イベント。

近くの目黒川は花見の名所で、大変賑わいます。

休憩がてら、裏通りのSMLにも是非お立ち寄りください。

2019.02.27 Wed

【開催レポート】いりこと、燗と、スペシャリテ

去る2/24(日)、

香川のいりこ屋さん「やまくに」の山下浩一さん・加奈代さん、

南青山の日本料理店「てのしま」の林亮平さんを先生に迎え、

【いりこと、燗と、スペシャリテ〜出汁とりから晩酌まで〜】を開催しました!

前半は「やまくに」の加奈代さんから、そもそもいりことは?をレクチャー。

成長段階によって、大羽・中羽・小羽と呼び分けされているのだそう。

なかでも中羽の『銀付いりこ』は、うろこがついた状態で、栄養や旨味が詰まっている最高級のいりこ!

左が「いりこのおっちゃん」こと、お父さんの浩一さん。

一家総出で営む、小さないりこ屋さんです。

一晩水出ししておいたお出汁を、飲み比べ。

質の違い、処理の違いで、どれくらい味が違うのか体験してもらいました。

「やまくに」のこだわりは、瀬戸内で獲れたいりこを、

機械ではなく手作業で選別していること。

機械で選ると、必ず質の悪い個体が混じってしまいます。

そうすると、まわりの良い個体まで悪変してしまうのだそう(腐ったミカン、と同じ原理)。

さらにもう一つの理由として、機械にかけることでいりこに傷がつき、

せっかくの良い個体が酸化して、悪くなってしまうのだそうです。

だから機械ではなく、手で。

本当に大変な作業ですが、そうすることで、質の良いいりこだけをお届けできるのだそう。

出汁とりの前の、いりこの処理。

頭を取って、内臓を取って、ぱかっと割って。

それを、フライパンで煎ります。焦げないように、パチパチ音を逃さないように。

途中でぐっと香りが広がって、美味しそう〜!と皆んなため息。

この状態から、お出汁をとります。

もちろんこのまま食べても、めちゃくちゃ美味しい!

特に、頭の部分には旨味が詰まっており、皆んなでサクサク味見しました。止まらない美味しさ。

さて、その間に「てのしま」林さんは、酒のアテである一品を作ってくださっています。

おっちゃんが先に味見!

「め、めっちゃウマイ…」と絶句していました。笑

左が林さん。

「菊の井」で17年間修行され、海外での仕事も数々経験された、和食のスペシャリスト。

日本料理の敷居を下げて、それぞれの土地や文化に根付いた食材・食事をみんなで楽しみたい、と

南青山に「てのしま」を昨年オープンされました。

おっちゃんと同じく香川の生まれで、「手島」という小さな島にご家族のルーツがあるのだとか。

加奈代さんから最後のポイントをお聞きしているうちに、アスパラと貝の和え物が完成!

いりこをパウダー状にしたもので「いりこ味噌」を作り、それと絡めた一品。

これに林さんが燗酒としてオススメする「辨天娘」を合わせ、

林さんから料理といりこの関係についてお話を聞きながら、まず一献。

続いて、お出汁の飲み比べ。

ノーマルに取ったお出汁と、ある調味料を少しだけ加えたお出汁。

林さんいわく、和食の美味しさの一つは「品がある」ということ。

ではその「品」とは何か?

口に含めたあと、美味しいけれどスッと消えていく儚さやキレ。

これこそが、和食の「品」だと林さんは考えています。

昆布やかつおと違い、酸の成分が無いいりこ出汁で、そのキレをどう出すか…

考えた林さんは、ある調味料にたどり着きました。

これを少し加えるだけで、格段に味が澄む。

素人の私たちにもはっきりと違いのわかる、絶品のお出汁でした。

お昼の時間帯だから…と、林さんが作ってくださった「いりこと金柑のおいなりさん」。

いりこが色んな風に使われており、歯ごたえと旨み、金柑の風味が絶妙!

そして、今回のスペシャリテ「いりこ出汁のにゅうめん」。

林さんのお店で、シメの一品として多くのお客さんから熱望されているメニューです。

小豆島の手延べ麺、香川のいりこ、と瀬戸内のすべてが凝縮された珠玉の一品。

その美味しさに、皆さんしばし言葉を無くして味わっていました。

スペシャリテのうつわには、同じく瀬戸内・仁城逸景さんによる漆のお椀を合わせて。

最後は、おっちゃんと林さんへ、皆んなでざっくばらんに質問タイム。

「なんちゃない味」って、とても大切だなというお話が出ました。

どぎつい鮮明な美味しさではなくて、なんてことない(なんちゃない)、ふつうの美味しさ。

でも何日か経つと、また食べたいなと、ふと思う。

そんなやさしい力が、いりこにはあります。

(右から、おっちゃん・加奈代さん・林さん・林さんのスタッフさん。

スタッフさんは、アメリカで生まれ育ち、3ヶ月前に「てのしま」へ入社したばかり。

林さんが本当に楽しくポジティブな人で、いわゆる’修行’の重たい空気は一切ない職場なんです、

と笑う顔が印象的でした)

 

「いりこは近年、適正な獲り方や買い付け方をされてこなかった。

香川では、いりこは ‘もらうもの’。おっちゃんとこは高いなぁ、と買ってもらえない。

だけどうちは『へんこ』やから、大変でも自分らの手を使って、良いもんだけを出してます。

その背景を理解してくれるお客さんが増えていくことが、大事だなと思います」と、おっちゃん。

 

「日本料理は、技術も伝統も大事。

だけど型にはまりすぎて、本来の楽しみや良さを失ってしまいがちな業界です。

昆布とかつおのルールがどうこうより、美味しいいりこと出会えたから、それを使う。ただそれだけ。

日本料理はもっともっと変革していける!可能性が無限にあると思っています。」と、林さん。

 

作り手の思いと、偽りのないまっすぐな仕事から生まれた、いりこという「食」。

熱く、楽しく、美味しい3時間でした。

ご参加いただいた皆さま、そして「やまくに」のお二人、「てのしま」のお二人、

本当に素敵なご縁とお時間を、ありがとうございました。

2019.02.26 Tue

【開催レポート】つまみ道 2日程終了しました!

2月は定番企画「つまみ道」を3回開催するという、大爆走中のSMLです。

去る2/14には「あたらしいふじわら調味料レシピ」2/23には「縁起めし 水餃子」と題し、

大盛況うちに幕を閉じました。簡単ですが、当日の様子をちらりとご紹介!

2/14、バレンタインデーの講師には、「あたらしい日常料理ふじわら」より藤原奈緒先生

本当にキュートで柔らかな先生。我らの会社スタッフも、その笑顔にやられる人続出。

ふじわらの調味料と、旬のお野菜たっぷりのつまみメニュー。

先生のデモンストレーション。「カレーのもと」の良い香りが漂い、歓声が上がります。

あっという間に出来上がり、好きなうつわに盛りつけ。

毎回盛り上がるのは、完成後の写真タイム。

Instagramで「#つまみ道」を検索してみてください。今までの参加者の皆さんの写真、増えてきました!

今回も、美味しいお酒を「いまでや」白土さんがセレクトしてくださいました。

先生のリクエストで、ワイン!呑みやすくて、ぐいぐいいけちゃう、美味しいワインでした。

たまらんこの笑顔!藤原先生、ありがとうございました。

皆さん、ぜひ東小金井の店舗にも行ってみてくださいね。本当にどれもどれも美味しいお料理ばかりです!

 

続いて、2/23は「FUTASARA」木村朋世先生による、皮から作る水餃子!

まずは皮を作るデモンストレーション。

コツを押さえると、くるくると綺麗な円を伸ばせるそうです。きれ〜い!とザワザワ。

続いて、各テーブルで「餡チーム」「皮チーム」に分かれて作っていきます。

「皮が丸く伸びない!」と途中から夢中で無言になるチームも。笑

包み方のコツも習います。欲張ってたくさんお肉を入れないこと!

白い皮は鶏肉、黄色い皮は豚肉。下手だ上手だと、ワイワイ、笑いが止まりません。

餡があまったときの活用レシピ、春雨サラダ。すぐ出来るのに、美味しくて、歯ごたえ抜群!

かんぱーい!しゃぶしゃぶ形式で、茹でたての水餃子をいただきました。

お酒は、先生のリクエストで、日本のクラフトジン!

癖が無く、とても爽やかで呑みやすかったです。皆さんぐいぐいおかわり、作り合っていました。

 

———————————————————————————-

さて、3月ももちろんやります「つまみ道」。詳細はこちら。

 

3/12(火)19:30-21:30

【つまみ道 XO醤の巻】

SMLでもお取り扱いのある、’ほぼホタテ’なXO醤。北海道産のホタテを使い、無添加で作られています。

そのまま食べても酒のアテになり、料理に使うとさらに旨味倍増。リピーターさん続出の調味料です。

これを使った激ウマレシピを、つまみ道初の男子先生・小林照恭が伝授!

お酒好きにはたまらない、本当におすすめの回です。

<参加費>¥5,000  <定員>12名

 

3/23(土)16:00-18:00

【つまみ道 松崎家のつまみ】

お客さんや知人が多く訪ねてくる松崎さんの家では、大勢で食卓を囲むのが日常。

今回は地元の旬野菜を使った簡単つまみを、松崎家のお母さんから習います。

松崎さん後藤さんと共に、賑やかに乾杯しましょう。

<参加費>¥5,000 <定員>12名  ※いつもと開始時間が異なります。ご注意ください

 

お申込は、SML(03-6809-0696 / e-shop@sm-l.jp)まで。お待ちしております!

2019.02.26 Tue

3/2・3/3 【SOMME 〜TRUNK SHOW〜】開催間近!!

3/2(土),3/3(日)の2日間限定で中目黒SMLにて開催する世界を駆け巡るバイヤー早川七実さんが旅先で出会った世界の手仕事アイテムをご紹介するトランクショーがとうとう今週末開催いたします。

ここで、いち早く当日の商品ラインナップとイベントのお知らせをいたします。

Beni Ouarain(ベニワレン・ベニオワレン)ラグ       

ストローケージ        

シープスキンラグ     

dog&catベッド×シープスキンラグ      

Robert Picault(ロベール・ピコ)       

ロイヤルコペンハーゲン

チークウッド・モロッコグラス

当日はまだまだご紹介していないボリューミーなラインナップで皆さまをお待ちしております。

早川さんも2日間店頭に立って頂けますので、モロッコや世界のお話を楽しんでください!

また、当日は【お菓子とうつわの贈りもの あとあとかとか】さんのショコラテリーヌスパイスケーキをご用意いたします。

 

         

そして、【ditto(ディトー)】の牧下浩之さんに『ノスノス』を淹れて頂きます。

ノスノス』とはシナモンとカルダモンをきかせた、モロッコのカフェオレ。

     

写真のような「コーヒー」と「ミルク」が半分半分(ノスノス)の飲み物です。

そしてSMLが厳選した『ワイン』と『おつまみ』をご用意して3/2はなんとPM11:00までお店を開けて皆さまをお待ちしております。

普段なかなかお目に掛かる事の出来ないモロッコ雑貨やお食事をSMLの民藝雑貨と共にお楽しみ下さい。

 

2019.02.20 Wed

受付終了【つまみ道 湯豆腐と熱燗】

※満席となったため、受付は終了いたしました

 

2月28日の「つまみ道」は、豆腐マイスターまめちゃんこと工藤詩織さんをお迎えし、

あつあつ湯豆腐と熱燗の回!

【つまみ道 湯豆腐と熱燗】

2/28(木)19:30-21:30 @SML(目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F)

参加費¥5,000  定員12名

<申込方法>名前・電話番号・メールアドレスを添えて、SML (03-6809-0696 / e-shop@sm-l.jp)まで

 

一口に豆腐と言っても種類も様々、

今回はスペシャル豆腐の各種食べ比べ&湯豆腐&大豆料理で熱燗を酌み交わしましょう。

ワンパターンになりがちな湯豆腐のタレですが、

「飽きたなんて言わせない」美味しいタレも伝授します。

豆腐は実は年間500軒のペースで廃業が進でいます。

お豆腐の保存活動に全力で取り組む”まめちゃん”に豆腐の今を熱く語ってもらいます。

また豆腐屋のある街について記事を書いているあのアフロ記者稲垣えみ子さんも

スペシャルゲストで参加決定!

*お料理は豆腐、大豆が中心に季節の食材を使った料理を、

お酒は熱燗中心にビールなどもご用意いたします!

お取り寄せ豆腐(予定)

●真砂のとうふさん(島根県益田市真砂地区)

島根産大豆100%、直火の釜炊きで香ばしさが含まれた昔ながらのもめん豆腐です。先日「青空レストラン」でご紹介され大変話題になっています。 番組では江戸時代の調味料「煎り酒」をつかった湯豆腐がご紹介されていました。今回のイベントでも湯豆腐だけでなく食べ方を工夫して楽しめそうです。

●湧水の里さん(北海道虻田郡真狩村)

北海道の富士山とも言われる「羊蹄山(ようていざん)」の湧水を使用した豆腐作りで、全国からファンが訪れるお豆腐屋さんです。「マツコの知らない世界」で“チーズのような濃厚さ”と評された「すごい豆腐」をはじめ、唯一無二のユニークなお豆腐をご紹介します。

●小野田豆腐店(東京都中野区東中野)

料理家さんや飲食店の店主さんのファンも多い小野田さんの濃厚かつ繊細な滑らかさをもつお豆腐。今回は四代目のご主人が試行錯誤を重ねて作り上げた「四代目 絹」を甘みのある湯豆腐にしてみようと思います。さらに、在来大豆の香りと甘みを引き出した「寄せ豆腐」をご紹介します。

 

<GUEST PROFILE>

工藤詩織(通称:まめちゃん)

幼少期から豆中心の食生活を送る中で、豆腐は常にその中心にあり、無類の豆腐好きとして育つ。外国人に日本語を教える講師を目指して勉強する過程で、食文化も一緒に伝えたいと「豆腐マイスター」の資格を取得。国内だけに止まらず海外でも、手作り豆腐ワークショップや食育イベントを通して経験を積む。2018年より(株)TAN-SU所属メンバーとして「往来(おうらい)」をテーマに日本各地を行き来しながら本格的に活動を開始。豆腐関連のイベント企画・メディア出演・執筆などを通して、各地で豆腐文化の啓蒙活動を行なっている。2018年3月「マツコの知らない世界」に出演し、マツコ・デラックスを驚かせた一面も。

1 7 8 9 10 11 12 13 14 15