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2012.05.08 Tue
「go! go! slipware」トークショー! 其の弐。この前のつづき。
それぞれの方の自己紹介が終わり、
前野直史さんが他の作家の方への質問という形で座談会がスタート!
そして、スペシャルゲスト!十場天伸さんの登場!
この日の為に仕事を終わらせ、神戸から駆けつけてくださいました!
皆さんがスリップウェアーを作り始めたきっかけや、
はたまたスリップウェアーとは「民藝」なのか、という話題にも話は流れ、
かなり白熱した展開になりました。
この熱気伝わりますでしょうか!
お客様も一語一句聞き逃すまい!といったご様子で真剣に聞き入っておりました。
スリップ ウェアを知ったきっかけや、世代、作陶している場所、考えは違えど、
どの作家さんにも共通しているのは、スリップウェアへの熱〜い愛!
その想いがつまっているうつわ、ますます愛着がわいてしまいます。
そして座談会が終わり、作家の皆様、お客様、スタッフも一緒になっての懇親会スタート!
作家の皆様に、スリップウェアの大皿を持って来て頂き、
そちらに料理家の「minokamo」長尾明子さんが作ってくださったお料理を!
どれがどの作り手の方のか分かりますか?
お料理の映える事、映える事。
そして、なんと前野直史さんには、
200年前!の貴重なイギリスのスリップウェアを持って来てくださいました!
そしてそのお皿もお料理を….
なんて贅沢!歴史を感じる存在感。すごいです!
思わず、食べ終わったお皿をなでなでしてしまいました。
長尾明子さんに今日のお料理の説明をしていただきました。
スリップのしましま模様に合わせて、しましまな盛りつけ。
皆様ぺろり。
そしてこの盛り上がり!作家の方を囲んで、お話がはずむ事はずむ事!
外にも溢れ出す笑顔と笑い声。
改めまして、今回参加して下さったお客様、作家の皆様、長尾明子さん、本当にありがとうございました。
スタッフ一同心より感謝しております。
これからも、スリップウェアーをみんなで盛り上げていきましょう!
そして、次回は必見の番外編をアップします。
2012.05.06 Sun
「go! go! slipware」トークショー!其の壱。昨日の「go! go! slipware」トークショー、大盛況!の大盛り上がり!の大にぎわい!でした!
来てくださったお客様、参加して頂いた作家の皆様、本当にありがとうございました!
まずはじめに、それぞれの作家の方が自己紹介と共に、
ご自身の窯で撮られた写真をスライドで流しながら色々ご説明頂きました。
お客様もスタッフも目が釘付けでしたが、
それ以上に?作家の方々の方が前のめりでご覧になっていた様子が印象的でした。
年齢の若い順という事で、まずは山田洋次さん。
ご自身の仕事場の様子(おじいさまが住まわれていた家を改造されたそうです)と(お宝棚も見せて頂きました。)、
イギリスのLisa Hammondさんの窯で修行された当時の写真も持ってきてくださいました。
ソーダ釉を使っているという師匠の窯、古い駅舎を利用した仕事場や、
その時任されていらっしゃっていたという、
成形されたマグがずらっと並んだところなどなど色々見せて頂きました。
そしてイギリスの自然の風景の写真をご覧になりながら、
「僕の中でslipwareってこうゆうイメージなんですよね。」と仰っていて、
山田さんの表現される世界観の源にふれさせて頂いたきがします。

繊細なスリップが描き出される様に皆さんため息。
金物屋さんにお願いして、特注で作って頂いてるというスポイトの先の部分も、
描く柄によって細さや幅違いでいくつも種類がありました。
スリップをされる上で、泥のうるおい感を大事にされていると仰っておりました。確かに。うるおい、ありますよね。
古い波模様から着想を得て、あのリボン模様は生まれたそうです。
また、スリップを技法のひとつであると考えていて、
今後もスリップにこだわり、新しいスリップを追求していきたいとも仰っておりました。

ふもと窯の6室あるという、とても大きな登り窯にうつわがぎっしり並んでいる様子が圧巻でした。
肝心の?スリップされている様子は、撮るのわすれてしまったそうです。(笑)
「このカーブの仕上がりのキレイさを他の作家さんにアピールしたくって。」
とおっしゃって、笑いがうまれていました。
ご自身で試行錯誤しながら作るのがお好きだと仰っていて、
写真に納まってないものも沢山あるとの事でした。

齊藤十郎さんは,私達SMLスタッフが窯出しのお手伝い(になったでしょうか?)に伺った時の写真を。
なんだか、十郎さんのお仕事の様子というより、
我々が窯出しグルーヴを満喫してる写真ばかりだったような…大丈夫でしたでしょうか…
四角く、一室の薪窯である「行ってこい窯」と呼ばれる窯で焼成されているのですが、
熱々の窯からみんなで出させて頂きました。
窯から出したうつわを長い板に重ねて並べていったものを、
十郎さんは軽々と肩に担ぎ少し離れた仕事場までの坂をささっとと登って行く写真には、
みなさん「お〜」といった声がもれていました。
スリップをされているところなどは「企業秘密」(笑)だそうで写真なしでした。

最後は前野直史さん。沢山持って来て下さった写真の順番がバラバラになってしまっていた、
というアクシデントがありましたが、一枚一枚丁寧に説明して下さいました。
自然がたっぷりと溢れる生畑安鳥という地の、四季折々の登り窯のある景色、
石をすり鉢で砕いたりと土を作る行程やうつわの成形やスリップ模様を描かれている様子。
そして直炎式の登り窯の、窯焚きの時に窯の後ろの蜂の巣と呼ばれる穴から吹き出す炎の勢いには、
ただただ圧倒されました。
また、つい最近完成されたという登り窯を焚いている時の、
前と後ろから薪をくべている臨場感溢れる様子もわくわくしながら見させて頂きました。
(お手伝いにいらしていた平山元康さんの姿も。)
そして、メモした内容を元に書いた為、
発言された言葉の表現など 間違っている箇所などあるかもしれませんが、
ご了承下さいませ。
2012.05.04 Fri
「go! go! slipware」はいよいよ明日!!おかげさまで大大大好評の「GSW ゴールデンスリップウェア」開催中の中目黒SM-gです。
5人の作家によるスペシャルトークショー「go! go! slipware」はいよいよ明日、5月5日午後5時から!
今回はトークショーに出演5名の作品をどどんと紹介します。
・前野直史
土を感じる肉厚で大胆なスリップにトリコじかけになったメンズ多数の前野さん。
新設された登り窯の初窯から、白地に黒などの新作を送ってくださっています。
トークショーではMCとして登場!?
・齊藤十郎
イッチンでGSW at SM-gという大皿を作ってくださった十郎さん。
大皿はもちろんのこと、カレー皿とパン皿が大人気!
地元静岡からファンの方が来てくれたりもしています。
・井上尚之
尚之さんのスリップをみて、かっこよすぎてこまる!とおっしゃったお客様がいらっしゃったので、こう答えましたよ。
「確かに。」
・伊藤丈浩
ご来店され伊藤さんコーナーとお会計カウンターだけで帰られるお客様数名。リピーター続出。品薄です!
益子陶器市のさなかに参加して頂きます。TシャツをYOチェック!!
・山田洋次
山田さんのうつわをみて、海外みたい、というコメントをよく頂きます。
そりゃあもう。その辺のお話しもじっくり伺ってみたいですね。
—
以上総勢5名の作家たちによるトークショー、こんな機会はなかなかないですよ!
どういった話を聞かせてくれるのでしょう。
ほんとうに楽しみですね!
5月5日は午後5時から5人の作家による「go! go! sloipware」!
ゴー!ゴー!ゴー!ゴー!
場所に限りがあるため先着30名限定につき、午前11時より入場整理券を配布致します。
詳しくはこちらをご参照ください→「go! go! sloipware」
なお、それに伴いSM-gと恵比寿陶器市開催中のSMLは5月5日に限り、午後4時の閉店とさせて頂きます。
ご了承ください。
2012.05.02 Wed
作り手5名在廊のおしらせ!!!!!!!!!「go! go! slipware」スペシャルトークショーが開催される、5月5日(土)は、
トークショーに参加して頂く作家5名の方がSM-gの「ゴールデン スリップ ウェア」展に在廊されます!
前野直史さん、齋藤十郎 さん、 井上尚之 さん、 伊藤丈浩 さん、 山田洋次さんの5名です。
トークショー同様、これだけ人気のある作り手の方々が集まる機会は、なかなかないと思いますよ〜
直接色々お話が聞けるチャンスです!是非是非遊びに来て下さい!
その日はトークショー準備の為営業時間が11:00~16:00となります。ご了承下さい。
トークショーは先着30名様限定(当日11:00から中目黒SM−gにて整理券をお配りいたします。SMLとお間違えのないよう。)となります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.sm-l.jp/ggs/
GWはスリップ ウェアが熱い!!!!!!!
2012.04.27 Fri
ゴールデン スリップ ウエア GSW始まります!いよいよ明日から(4/28(土)〜5/13(日)まで。)GSW展始まります!
昨年も大好評を頂きましたが、今年は更にパワーアップしてお送り致します
なんと、今年は16組の作家/窯に参加していただきます!
中目黒SM−gに場所を移して広くなったにもかかわらず、
今回新たに什器を増やさないと展示しきれない!という嬉しい悲鳴をあげつつ、準備をしております。
また、各作家による「本展限定共通アイテム」あり、
5月5日には人気のスリップウェア作家5名によるスペシャルトークショー「go!go! slipware」あり、(詳しくは→ http://www.sm-l.jp/ggs/ )
の盛り沢山な内容なのと、、、、、
何より!各作家の方の気合いが半端ないことになってます!
届いたうつわ達から、それはもう、もわもわと熱気が立ち上っております!
スリップウェアファンの方はもちろん、
スリップウェアって???という方にも心より楽しめる企画展だと自負しております。
ぜひ!ぜひ!遊びに来て下さい!これは見逃したらマズいですよ!
ちなみにスリップウェアとは?という方に簡単に説明させて頂くと、
ヨーロッパなど世界各地で見られた、古い時代の陶器の一種。器の表面をスリップと呼ばれる土漿(でいしょう、水と粘土を適度な濃度に混ぜたもの)状の化粧土で装飾する方法が特徴です。
でも技法の話より、一足お先に、届いたうつわをお見せした方が良いと思いますのでそちらをご覧下さい!
前野直史さんと奥には齊藤十郎さん。
新窯で焼かれた、前野直史さんのうつわの荷解きほやほや感。
齊藤十郎さん。先日スタッフで窯出しのお手伝い(になっていたかどうかは?ですが。)に伺いました。
左上中段は袖師窯。新しい模様が届いてます。下段は真弓亮司さん。(なんと細長いうつわは「箸置き」!)真ん中辺りが湯町窯、右にうっすら見えるのが松形恭知さん。
湯町窯アップ!とちらっと松形恭知さん。
今回初参加の中川紀夫さん。
左が山田洋次さん、右が十場天伸さん。この棚とのマッチング感が半端ないですね。ちらっと見えるランプもスリップ!
伊藤丈浩さん。SMLにあったうつわは全部売れてしまったのでやっと届いた!って気持ちです。
とりあえず、さわりはこんな感じで。載せきれてない作家さんや窯も沢山ありますし、
載せてるうつわもほんとに一部です!
これはもう、ご自分の目で直にご覧頂きたい!本当に!
お待ちしております!
参加作家/窯(五十音順)
石原幸二(山根窯)、石橋紀子(野の窯)、伊藤丈浩、井上尚之(ふもと窯)、太田哲三、圭窯、齊藤十郎、十場天伸(つくも窯)、袖師窯、武内真木(倉敷堤窯)、中川紀夫(紀窯)、平山元康、前野直史(生畑皿山窯)、松形恭知(三名窯)、真弓亮司(まゆみ窯)、山田洋次、湯町窯
ちなみに、同じく明日から(4/28(土)~5/6(日)まで。)、恵比寿SMLでは「春の陶器市」を開催いたします!日頃出し切れていないうつわを一気にご覧になれるチャンスです!セール品もありますよ〜!
これは2会場ハシゴするしかない!
http://www.sm-l.jp/