03-6809-0696 info@sm-l.jp
〒153-0042 目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F

NEWS最新情報
  • 作り手
  • カテゴリー
  • アーカイブ

2017.09.08 Fri

【ひと足先にレポート!】咖喱と古民藝(2017.9.9-18)

IMG_5114
いよいよ、明日(9/9土)から「咖喱と古民藝」展がはじまります。
年に一度のペースで開催している定番の企画ですが、おかげさまで6回目を迎えることができました!
今年も、咖喱にまつわる全国各地の作り手が手がけた新作カレー皿/グラス/スプーンの販売と、
松江「objects」の店主 佐々木創さんが蒐集めたスパイスの効いた古民藝をお楽しみいただけます。
この夏のリニューアル工事を経て、ガラリと模様替えした店内より、
一足先に今回の出品内容をご紹介いたします!
まずはカレー皿から。
IMG_5144
IMG_5146
こちらは、窯出しホヤホヤの前野直史さんの器です。
縁起の良い八角のカレー皿と、焼締めの風合いが美しい小鉢と小皿。
なんと、焼締めの器は、今回の展示のために新しい土で取り組んでくださった完全新作です!
IMG_5122
IMG_5116
こちらは、たっぷりとした深さが魅力的な伊藤丈浩さんのスリップウェアのカレー皿。
人気のリボン模様のものも入荷しております!
カレー皿以外にも、つけあわせのサラダを盛りつけたい小鉢も2種。
IMG_5127
IMG_5120
こちらは井上尚之さんの器。定番のスリップウェアに加え、象嵌のサラダ鉢やプレートも入荷しました!
IMG_5036
IMG_5034
大沼道行さんからは定番の織部に藁灰、窯変のシリーズが入荷しています。スープカレーにぴったりな、大きめなカップも。
同じシリーズでも、釉薬の掛かり方や焼きの具合で大きく表情が異なっておりますので、是非店頭で実物をご覧ください。
IMG_5043_1
こちらは佐々木康弘さん。
掛け分けの技法で作られたメリハリのある模様は、盛りつけ方によっても大きく印象が変わりますね。
様々なパターンを入荷しておりますが、全体数は少なめですので、気になった方はどうぞお早めに!
IMG_5045
IMG_5037
樂久登窯(らくとがま)の西村昌晃さんからはユニークな形のカレー皿が入荷!
耳付のものと、カヤック型ものは耐熱製ですので、レンジはもちろんオーブンにも対応していますので、
是非カレードリアなどに活躍させてみてはいかがでしょうか。
IMG_5046
IMG_5050
そしてこちらは毎回入荷のたびに、そのほとんどが売り切れてしまう沖縄の田村窯さん!
今回は沢山入荷しております!
サイズも小皿から8寸まで、サイズ・柄共に、かなりバラエティ豊かに揃いました。
そして・・・カトラリーも沢山入荷しております!
IMG_5056_1
まずはこちら!SMLの企画展初参加のmiyazono spoonさん。
miyazono spoonさんの代表作である、ツートーンのスプーンは、
木本来の色味と、拭き漆の使い勝手のよさが同時に楽しめる、優れたデザイン。
IMG_5062
菊地流架さんのスプーン、サーバーも各種そろっています。
真鍮製のため、使っていくうちに経年変化の味わいが増していくのも魅力的。
最後器に残ったルーもしっかりすくい取れる、栗型のスプーンはまさにカレーにうってつけの形です!
IMG_5070
大久保ハウス木工舎さんからは、カレースプーンはもちろん、調理道具をふんだんに入荷しました!
定番人気の「木のへら」は、常設展では桜材のもの中心にお取り扱いしておりますが、今回は栗材のものも入荷しております。
IMG_5057
松崎修さんからは、拭き漆と、朱漆のスプーン、小皿を入荷しました。
大きなスプーンは、かなりボリューム感のあるデザインとなっておりますが、
とても軽くて使いやすく、またどんな器にも合わせやくてお勧めです。
IMG_5154
安土草多さんからは、辛いカレーには欠かせない、お冷やグラスを入荷しました!
安土さんでは珍しい、色ガラスのお仕事です。
と、まだまだ紹介しきれておりませんが、まずはここまで!
次回記事では、古民藝のラインナップをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!
curry_2017_banner
 

「咖喱と古民藝」

2017.9.9(土)~18(月・祝)
12:00-20:00 ※土日祝11:00-
—————————–
咖喱にまつわる全国各地の作り手が手がけた新作カレー皿/グラス/スプーンの販売と、
松江「objects」の店主・佐々木創さんが蒐集めたスパイスの効いた古民藝をお楽しみいただけます。
—————————–
【参加窯/作家】
伊藤丈浩
小代焼ふもと窯 井上尚之
大沼道行
齊藤十郎
佐々木康弘
田村窯
樂久登窯 西村昌晃
前野直史
安土草多
大久保ハウス木工舎
菊地流架
松崎修
miyazono spoon
objects 佐々木創(古民藝)
—————————–
【イベント】
●「民藝咖喱食堂」
9/9(土)、10(日)12:00~19:00
*カレーがなくなり次第終了いたします。
民藝運動の中心人物である柳宗悦の夫人の柳兼子が、バーナード・リーチの助言をもとに作られたという「白樺派カレー」をオリジナルレシピで、フードスタイリストの中山暢子さんに再現していただきます。
毎回人気の伝説のカレーを参加作家のうつわでお楽しみください。
●「中目黒咖哩食堂」
9/16(土)、17(日)12:00~19:00
*カレーがなくなり次第終了いたします。
カレー通を唸らせると評判の中目黒「café RED BOOK」に、今年も垂涎のカレーを作っていただきます。
—————————–
【作家在廊日】
9/9(土)
齊藤十郎、松崎修、miyazono spoon 宮薗なつみ、objects 佐々木創
9/10(日)
佐々木康弘、objects 佐々木創
9/16(土)
miyazono spoon 宮薗なつみ、樂久登窯 西村昌晃
9/17(日)
樂久登窯 西村昌晃

2017.08.23 Wed

【予告】銀座・手仕事直売所(2017.9.27-10.2)

手仕事2016-B1
 【銀座・手仕事直売所2017】
2017年9月27日(水)-10月2日(月)
@ 松屋銀座 8Fイベントスクエア
————–
クラフトマンにデザイナー、職人が集まる手仕事の祭典。
今年も参加させていただきます!
SMLからは、コチラの方々の作品を引き連れて出展いたします!
————–
● 石川硝子工藝舎(吹きガラス)
● 石北有美(型染め
● 石田直(織物)
● 大久保ハウス木工舎(木工)
● おの工房 小野眞佐子(ノッティング織椅子敷)
● 久保田由貴(陶器)
● 須浪亨商店(いぐさかご)
● 松本家具研究所(家具・木工品)
————–
実演あり、ワークショップありの、なんとも豪華なスケジュールとなっていますので、
是非松屋さんのホームページをチェックしてみてくださいね。
(ワークショップ情報は今後も追加されるとのこと)
http://www.matsuya.com/m_ginza/event/details/20170927_teshigoto_8es.html
どうぞお見逃し無く!

2017.08.21 Mon

【予告】咖喱と古民藝(2017.9.9-18)

curry_2017_banner
 

「咖喱と古民藝」

 
2017.9.9(土)~18(月・祝)
12:00-20:00 ※土日祝11:00-
—————————–
咖喱にまつわる全国各地の作り手が手がけた新作カレー皿/グラス/スプーンの販売と、
松江「objects」の店主・佐々木創さんが蒐集めたスパイスの効いた古民藝をお楽しみいただけます。
—————————–
【参加窯/作家】
伊藤丈浩
小代焼ふもと窯 井上尚之
大沼道行
齊藤十郎
佐々木康弘
田村窯
樂久登窯 西村昌晃
前野直史
安土草多
大久保ハウス木工舎
菊地流架
松崎修
miyazono spoon
objects 佐々木創(古民藝)
—————————–
【イベント】
●「民藝咖喱食堂」
9/9(土)、10(日)12:00~19:00
*カレーがなくなり次第終了いたします。
民藝運動の中心人物である柳宗悦の夫人の柳兼子が、バーナード・リーチの助言をもとに作られたという「白樺派カレー」をオリジナルレシピで、フードスタイリストの中山暢子さんに再現していただきます。
毎回人気の伝説のカレーを参加作家のうつわでお楽しみください。
●「中目黒咖哩食堂」
9/16(土)、17(日)12:00~19:00
*カレーがなくなり次第終了いたします。
カレー通を唸らせると評判の中目黒「café RED BOOK」に、今年も垂涎のカレーを作っていただきます。
—————————–
【作家在廊日】
9/9(土)
齊藤十郎、松崎修、miyazono spoon 宮薗なつみ、objects 佐々木創
9/10(日)
佐々木康弘、objects 佐々木創
9/16(土)
miyazono spoon 宮薗なつみ、樂久登窯 西村昌晃
9/17(日)
樂久登窯 西村昌晃

2017.07.14 Fri

明日よりスタート! 石川昌浩の仕事「旅硝子」

明日7/15(土)より、
石川硝子工藝舎 石川昌浩さんによる個展
「旅硝子」 がはじまります。
IMG_3760
意外にも(?)石川昌浩さんの個展は、SMLでは初開催。
石川さんには今回、スタッフも感激の約1200点もの作品を納品していただきました!
IMG_3731_1
人気のワイングラスは50点、
定番の猪口はなんと150点もございます!
もちろん、その他にも蓋物や花器、燭台に片口など、個展ならではの豊富なバリエーションで、
石川さんの色々な仕事をご覧いただけます。
中でも注目すべきは、今回初お目見えの「瓶かご瓶」と「旅箱」。
「瓶カゴ瓶」はこちら
IMG_3727
IMG_3726
石川さんと同じく、岡山県倉敷市で制作をされている須浪亨商店の「瓶カゴ」に合わせて、
この度石川さんが制作した瓶で、カラーは青とクリアの2色。
吊るしてお花を活けるのにピッタリな、夏らしい作品です。
「旅箱」はこちら!
IMG_3744
こちらは石川さんが大学時にご友人と洋服店を開業された際に、多くの影響と助言をいただき「兄」と慕う
田主智基さんの主宰するANACHRONORMというお店が、まさかのSML階下にある・・・・という奇遇から実現したコラボレーション企画。
石川昌浩さんが、持ち運び用としてブリキ缶に入った猪口を、ANACHRONORMさんが布のポーチとコップを包む手ぬぐいを、それぞれ作っています。
持ち運びのできる猪口を携えて、
旅先の誰かとおいしいお酒を飲み交わしたり、
旅先で猪口をプレゼントしたり、別の猪口と交換してみたり・・・!
物語のある作品です。
贈り物にもピッタリですね。
今回の展覧会タイトルもこちらにちなんでつけられています。
そのほか、届いたアイテムもご紹介。
IMG_3714
青小瓶
IMG_3728IMG_3730
蓋物色々
IMG_3723
SNSでも話題となった、体育会系の盃(!)「硝偶可杯」
IMG_3754
リール付のソケットライト
IMG_3729
コップもいろいろ。泡入りのものもございます。
IMG_3748
吊花生(ワイヤー付)
実は、この写真を撮影した後に、
石川さんご本人が到着され、展示の調整をしてくださり、店内の様子がガラリと変わりました!(笑)
いつもお店にいらっしゃる方はびっくりされるかも・・・!
IMG_3767
配置換えのようす。
店内改装前の最後の展示となります、どうぞご期待ください。
ーーー
banner
「旅硝子」
石川硝子工藝舎 石川昌浩の仕事
【会期】
2017年7月15日(土)~23日(日)
12:00-20:00 ※土日祝11:00-
【作家在廊日】
7/15(土)
【オープニング「猪口」パーティ】
7/15(土)17:00-
万能食器である石川昌浩の硝子の猪口だけを使い、料理家下条美緒(TV TOKYO「男子ごはん」のフードコーディネート担当)がおつまみとお酒をご用意してお待ちしております。
【オープニングイベント】
●「サウダーヂな東京」出張カクテルBAR
7/15(土)12:00-17:00
代々木上原の隠れ家BAR「サウダーヂな東京」がお昼から石川昌浩の猪口を使い、サウダーヂなカクテルを販売いたします。
●流しのCD屋「moderato music」Pop-up Store
7/15(土)11:00-20:00
流しのCD屋が世界の良質な音楽を「シアワセの赤い鞄」に詰め込み、岡山からSMLに行商にやってきます。この機会をお見逃し無く!

2017.07.08 Sat

平岩愛子さん工房見学レポート

好評開催中の「下地康子×平岩愛子」二人展も、会期残りわずかとなりました。
今回のブログでは、平岩愛子さんの工房見学レポートをお届けします!
まず初めにプロフィールをご紹介。
平岩愛子(ひらいわ・あいこ)さんは、
美大卒業後に沖縄の奥原硝子製造所に入社され、
現代の名工・桃原正男氏の元で7年間、沖縄ガラスの技術を学ばれました。
そして2009年に、ご出身地でもある東京都青梅市に、ガラス工房「glass studio Rainbow Leaf」を設立され、吹きガラスを中心とした制作活動を続けていらっしゃいます。
平岩愛子さんホームページ(http://www.rainbowleaf.jp/
それでは、工房の様子をご案内いたします。
DSC_4570_00267
DSC_4566_00264
明るく、カフェのような洗練された外観。
窓や扉からは、併設されている展示販売スペースや、制作の様子を伺うことができます。
見学の合間にも下校途中の小学生と平岩さんが、窓越しに楽しく会話をされていました。
平岩さんのお人柄もあるのでしょうが、見学する私達にとっても、とても居心地のよい空間でした!
DSC_4565_00263
工房の周りには植物がたくさん。
平岩さんのガラス作品は、「再生ガラス」の技法で作られており、
廃瓶を再利用して、ひとつひとつ手作りされています。
DSC_4397_00095
DSC_4485_00183
工房の一角には、材料となる瓶のかけらが色毎に分けられ、出番を待っています。
DSC_4399_00097
こちらが原料となる瓶。
特別なものではなく、一升瓶やビール瓶など、身近な素材が原料となります。
工房には、電気窯が2つと、仕上げ用のガス窯が1つに、徐冷するための炉が一つ。
写真で、中が赤く光っているのは電気窯です。
DSC_4409_00107
この中にある「るつぼ」の中から、棒の先端に溶けたガラスを巻き付け、
「てつりん」と呼ばれる道具で形を整えます。
DSC_4417_00115
棒の中心には吹き矢のごとく穴があいており、
息を吹き込み、さらに形を整えて行きます。
DSC_4405_00103
DSC_4418_00116
DSC_4433_00131
この際に、型に吹き込む場合や、モールとよばれる波模様をつけることもあります。
DSC_4469_00167
DSC_4473_00171
形を整えたあと、底の部分に棒を付け替え、
元々の棒を切り離し、口の部分の成型を行います。
DSC_4439_00137
DSC_4447_00145
DSC_4453_00151
見学の際は、仕上げ用の窯の温度が低い状態でしたので、今回のデモンストレーションはここまで。
今回、急なリクエストに応えてくださった平岩さん。
本当にありがとうございました!
工房の中での平岩さんの動きは無駄が無く、キビキビと作業を進められていたのが印象的だったのですが、
実際、再生ガラスは通常の原料ガラスよりも、
高温で作業をする必要があり、窯から出してからのスピード感が求められます。
平岩さんは、元々再生ガラスの「リサイクル」という視点というよりも
色や質感に心を打たれて、現在の活動に至っていらっしゃるのですが、
この制作時に求められるスピード感、というのもご自身の性格に合っている、とおっしゃっていたのが印象的でした。
DSC_4506_00204
工房内にある様々な型や道具。こちらは口の部分を花形にするための道具。
他にも、型や形を整えるための道具がたくさん。
DSC_4501_00199
DSC_4500_00198
DSC_4488_00186
DSC_4477_00175
DSC_4489_00187
こちらが、工房に併設された販売スペース。
DSC_4527_00225
DSC_4539_00237
素敵な作品が所狭しと並んでおり、実際に買う事もできます。
DSC_4553_00251
こちらは2014年に日本民藝館展で奨励賞を受賞されたモール皿。(賞状もとってもカワイイですね!)
DSC_4533_00231
「ヒッチーグラス」
DSC_4545_00243
「ティンガーラ」シリーズ
平岩さんの作品には、シリーズ名に沖縄の方言がちりばめられていて、
「しょっちゅう」の意味である「ヒッチー」から名付けられた「ヒッチーグラス」や、
天の川を意味する「ティンガーラ」シリーズなど、
平岩さんの制作のルーツでもある、沖縄への愛情が強く感じられます。
今回の2人展でも、沢山のグラスや小鉢、花器などを取り揃えてくださいました。
残りわずかの会期となりますが、まだまだお選びいただけますので、
ぜひお立ち寄りください。会期中は毎日20時まで、オープンしております。
shimoji_hiraiwa_banner

    「下地康子×平岩愛子」 二人展

2017年7月1日(土)〜7月11日(火)
OPEN 12:00-20:00
土日祝 11:00-

1 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 82