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2018.08.11 Sat

【新入荷】宮崎匠さんのうつわ

新入荷のお知らせです。

長野県・高遠町に工房と居を構える、宮崎匠さん。
SMLでは、初めてのお取り扱いとなります。

陶工であるお父さんがこの地を選んだことから、深い山間である高遠に移り住んだ宮崎さん。
焼き物を学びに一度京都へ出て、帰郷後はお父さんと並んで窯を持ち、作陶しています。


釉薬の色合いが美しい、3.5寸皿。輪郭のはっきりした鎬が、シンプルな副菜も映えて見せてくれます。


フラットな角皿。テーブルに並ぶとアクセントになり、ぱっと目を引きそう。


6寸までの、使いやすいサイズ感のうつわがいくつか。


7寸鉢。武骨すぎず、ラインもすらりと。鮮やかな食材が合います。


徳利と、


片口、


ぐい呑いろいろ。キンと冷やした夏の酒にも、粋な色合いです。

もともと高遠は、美濃から陶工を呼び寄せ、甕や鉢などを作る「高遠焼」の根付いた土地。
宮崎さんは、配合を調整しながら地元の土を使い、蹴ろくろで制作を行っています。

渋さを感じる色合いですが、不必要にゴツゴツしておらず、手に馴染みやすい。
どんなシーンにも使いやすいのではないかと思います。

ぜひ店頭で手に取ってご覧ください。
8/16(木)までの常設期間中は、入荷分すべての種類を並べております。

2018.08.06 Mon

【常設のおしらせ】8/7-16

明日から常設期間です。

残暑を気持ちよく乗り切れるような、
爽やかなアイテムを並べております。


石川ガラス工藝舎/石川昌浩 グラス各種


森永豊/ワイングラス
下地康子/敷物


型染め団扇、張り子


志村睦彦/飯碗


こちらはインドの”るつぼ”


ラオス/手紡ぎコットンクロス(coi×ADDP)


井上尚之/スリップウェア

ちょっとエキゾチックなアイテムも合わせてご覧いただけるような内容となりました。
8月16日まで。

2018.08.05 Sun

つまみ道Vol.03 夏番外編!を開催しました

お馴染みとなった企画、「つまみ道」。

こちらの初の番外編が、8/2(木)に開催されました。

今回は、今が旬の「うに」がテーマ。
講師はお馴染み、蓮池陽子先生 https://www.atelierstory.jp/about です。

先生が三陸の漁師さんにお願いしたところ、
『しけ』の大変な中、超新鮮なうにを届けてくださいました。
漁師さん、ありがとうございます!!

まずは駆けつけ一杯のビールと、自己紹介。

今回はスペシャルバージョンのため7名と、いつもより少人数での開催となりました。
毎回皆勤賞な方から、初めてSMLに来てくれたという方まで幅広く。
落ち着いた雰囲気ながらも、会話の途切れない賑やかなメンバーでした。

さっそく、はじめの二品です。
そう、今回の「つまみ道」は、つまみ教室というよりも『食べる、楽しむ』ことがメイン。
先生の作ってくれたお料理をみんなで食べることがベースで、時折作業が混じる、といった感じで進めます。

「あさりとトマトの冷たいスープ」
「利休豆腐」
みんな暑い中来てくれているので、まずは体をクールダウンしていただけるように…
との先生の計らいメニューです。

あさりのお出汁がしっかり。だけどトマトがさっぱりとまとめてくれています。
利休豆腐は、いわゆる胡麻豆腐。濃厚なのに口どけなめらかで、とても食べやすい。美味しい!

ちなみに、冷たいスープは石川硝子工藝舎の蕎麦猪口で。
蕎麦猪口って本当に万能で、使えるシーンがとても多いんです。口が広いから、大きなあさりもちゃんと入る。

さぁ続きまして。来ました、うに。
まずは調理せず、そのままの状態で味わってもらいましょう。

[手前]バフンウニ (スプーン:松崎修) 濃い色が特徴。濃厚で甘みが強い。
[奥]ムラサキウニ(スプーン:韓国のスッカラ) 白に近い黄色。淡白で上品な甘み。

先月個展のあった、長野・井藤昌志さんの草木染めトレイに乗せて。お皿としても使える万能選手です。

これらがたくさん、海水に浸かった状態で三陸から届きました。
本当に新鮮で、濃厚な味に、みんな「うわぁ。。。」と感嘆の声。
ちなみに、参加者の方からの差し入れスパークリングロゼと合わせました。優雅…!

続いて、「うにの茶碗蒸し」。
上に乗せているだけでなく、生地にも入れているんだそうです。
スプーンですくえば、ふるっふる。口に入れれば、一瞬でとろけます。美味しい!

うつわは、砥部焼・中田窯の小さい蕎麦猪口。蒸し料理にだって使えちゃいます。
お酒は、南アフリカ産の白ワイン。
香りがしっかりと華やかで、「これすご〜い!」と歓声が上がりました。

さて続いては実演。「うにのバター焼き」です。
フライパンでうにを調理してしまうこと自体、なんだかとても贅沢な気がしますが。。。

一緒に炒めるのはクレソン。濃厚なうにに、クレソンの香りが絶妙なバランス。

このお料理、本当〜にバターの良い香りなんです!!
少しの醤油を垂らして、それもたまらなく良いにおい。みんなの笑みから伝わるでしょうか。

ささっと炒めて…

ささっとお皿へ移し…

完成!
お い し そ う !!!!
うつわは、ちょうど会期中だった、三重の山口和声さんの角鉢。新作です。

先生が作ってくれていた「焼き鯖ときゅうりの和え物」と一緒にいただきます。
こちらは胡麻たっぷり、薬味たっぷりで、さっぱり系。
濃厚なうにの箸休めにぴったりでした。

生も良いけど、熱を入れるとまた違った味わいに変化するのが面白いよね、と先生。
そういえば、さっきの茶碗蒸しの上に乗っていたうにも、余熱でほんのり温まって、
生とも焼きとも違う風味に変化していました。

さぁ続いても実演。何を作るのかな?

うにを前に先生が取り出したのは、海苔。
先生のメニューには、いつも海苔がたくさん登場します。
それだけ、旨みや変化を与えてくれる食材として、キラリと光るのが海苔なんです。

ここでみんなも作業に参加。いつもの「つまみ道」っぽい場面です。
海苔に、溶いた小麦粉を付け、うにを包んで留めます。

それを油でからっと揚げて…

できました、「うにの海苔揚げ」。
香ばしい海苔の中から、とろん、とうにがとろけます。
そのままでも、お塩を軽く付けても美味しい。

こちらも松崎修さんの漆の盆に、紫蘇の葉を敷いて。

この後、先生の作っておいてくれた「焼き茄子」が登場。瀬戸本業窯の大皿に、どーん。
ドイツ産の赤ワインと、富山県産純米吟醸「満寿泉」、お好きな方で合わせて。

赤ワインのグラスは、能登・有永浩太さん。
まぁるいフォルムはもちろん素敵ですが、乾杯すると、本当に良い音が鳴ります。
音楽を奏でているような、とても心地よい音です。

さぁ、本日の〆のお時間。
青いガラスのボウルから何をすくっているか、わかりますか?

そう、これが、三陸から届いた、うにです。
お水は、三陸の海水。浸かったまま届いたのを、そのままテーブルへ。

今回贅沢に、自分の食べる分を「うにすくい」してもらいました。
こんな経験、一生にあるか無いか。
「うにすくい」って。。。なんなん?!笑

斎藤十郎さんのドラ鉢に盛っているのは、出西窯の土鍋で炊いたもっちりごはん。
海苔にごはんを乗せて、そこに、うにをたっぷりと。

まだのせちゃう。

擦りたての香り高いわさびと、お醤油を付けて。
この陶板は、信楽の山田洋次さん。

おいしい。

おいしい。

おいしい。

この後、うにが完全にすくい切れるまで、たらふく堪能し、お開きとなりました。。。

私たちの想像以上に、参加者のみなさんが楽しんでくださり、とても和気藹々とした会となりました。
参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

そして、美味しいお料理をたくさん提案してくれた蓮池先生、
悪天候の中、美味しいうにを必死に届けてくださった漁師さんたちに、敬意と感謝を込めて。

次回からはまた通常の「つまみ道」に戻りますが、
今後も、食材の旬に合わせて番外編を織り込んでいきたいなぁと思っております。

ひとまず、うには大成功!
次はどんな美味しい食材に出会えるか、楽しみです。

なお、次回の「つまみ道」は、ただいま日程調整中です。
決まり次第、FacebookやInstagram、メルマガなどでお知らせするので、ぜひ早めにチェックしてみてください。

美味しい食材と料理、心地よいうつわ、お酒、音楽…
本当に、この企画…めちゃくちゃオススメです。

(つまみ道 担当:土屋)

2018.07.28 Sat

山口和声展 パーティー・ライブ中止のお知らせ

台風の影響により、
本日予定しておりました山口和声展関連イベント
「Duo Equinox(デュオ・エクイノックス)ミニライブ」
および、「オープニングパーティー」は、
誠に残念ながら中止とさせていただきます。
お店の方は通常通り営業しております。
足元にお気をつけて、いらしてください。

2018.07.27 Fri

【明日からスタート!】山口和声 7/28-8/5

明日から山口和声さんの個展が始まります。
SMLではこれまで、山口さんの多彩な技法の中でも
スリップウェアを中心にご紹介してきましたが、
2年ぶりとなる今回の個展では、新作が続々!
灰釉や押紋、櫛描きのシリーズをはじめとした
新たなうつわをたくさん作っていただきました!
一つ一つ、アートピースのように集めたくなる、
山口さんのうつわ。届いた一部を早速ご紹介いたします。
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まずは今回のDMにも使用した、こちらのシリーズ。
勢いのある打ち掛け模様が、とても絵になるうつわです。
角皿、角鉢に楕円鉢など、形いろいろ並びました。
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灰釉・櫛描きシリーズ。
気取らない、のびのびとした線模様が和みます。
使い勝手の良い丼鉢は、押紋バージョンも。
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押紋平皿。こちらも今回の個展の新作です。
可愛いだけでなく、古典的な格好よさも感じられる独特の存在感。
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角筥(かくばこ)
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角鉢
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ピッチャー・花器
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ご飯茶碗
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マグや湯呑みはかなり豊富に揃いました。
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象嵌のアイテムはかなり少なめの入荷です。気になる方はどうぞお早めに!
そして以下は、螺鈿(らでん)作家・小島紗和子さんの作品が山口さんの陶器の額に収められた「陶額」のシリーズ。
椅子や白鳥の湖、聖母に古布などの素敵なモチーフが上品に輝きます。
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賛美歌
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左:ラプンツェル 右:ウィンザーチェアー
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左:教会 右:聖母
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左:古布 右:白鳥の湖
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左:古布 右:子供椅子
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最後に全体をチラリ。
山口さんの新たな魅力に迫る、充実した展示内容となりました。
週末、関東は台風の予報も出ておりますが、
どうか足元にお気をつけて、お出かけください。
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【山口和声】
7/28(土)〜8/5(日)
12:00-20:00 ※土日祝11:00-
よいしごと
すこやかに
あたたかく
を信条に、暮らしのうつわを作る山口和声の
東京では2年ぶりとなる個展。
多彩な仕事の中より、轆轤の仕事を中心とした、
新作の灰釉や飴釉、櫛描きや押紋のうつわをご紹介します。
【作家在廊日】
7/28(土)、29(日)
【オープニングパーティ】
7/28(土)18:00- *予約不要/無料
猫ト小判商店(ヤノアイ)によるお料理とお酒を、
作り手と共にお楽しみください。
【イベント】 
7/28(土)19:00- *予約不要/無料
三重県出身の山口美夕鶴とロシア出身のアレクサンドル・ガラガノフ
によって2008年にスイスで結成されたデュオ。ヴァイオリンとギターの息の合った
アンサンブルで、本展初日にミニライブを開催します。
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Photo by 高野尚人(最後4点の画像)

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