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2016.07.29 Fri
いよいよ明日から!7/30(土)〜8/16(火)「伝えゆく仕事-小鹿田焼 坂本工窯×出西窯-」Photo by Naoto Takano
さて、いよいよ明日からお祭りが始まります!
7/30(土)〜8/16(火)「伝えゆく仕事-小鹿田焼 坂本工窯×出西窯-」
今回、2500点以上と言っておりましたが、蓋を開けてみたらなんと二窯あわせて3000点以上!
段ボールにして71箱!届きました!
準備に3日間頂きましたが全く余裕無く、ヒーヒー言いながらやっと準備終了。
どちらの窯も、幅広く色々なかたち、大きさ、デザインが文字通り山ほど!届いております!
では展示の様子をご覧ください。
エントランスはこちら。
展示会ならではの大物も届いております。
いつもより、かなり店頭にぎゅうぎゅうに並べております。
出西窯
出雲地方、斐伊川のそばで、
約20名の職人が民藝の教えに則り、
恊働でうつわ作りを続けている。
日々の生活に馴染む、シンプルでありながら、
親しみのある風合いが特徴
SMLオリジナルのアイテムや、昔作られていた形の復刻、定番人気のかたちなど豊富に届いております。
SMLオリジナルの人気のモーニングプレートは6、7、8寸が届いております。
定番人気のモーニングカップもお願いして作って頂いた掛分タイプです。
グラタン皿は釉薬の種類や掛け方違いでなんと12種類!
高台椀は今回新たに麺系の丼として活躍しそうな6寸が登場。
湯呑もお願いして作っていただいたこの形や、ひさしぶりの入荷になる切立、焼き締めのものも来ています。
出西窯というとモダンなイメージを持たれている方が大半だとは思いますが、味わい深い渋いものも作られております。
一枚一枚表情が異なりますよ。
ぐい飲みは種類豊富で悩ましいですよ。
出西窯で作られているものは轆轤のものが殆どで、型で作られた角の形は珍しいですよ。押紋が良いですね。
押紋のこちらのお皿は同じ飴釉でも素焼きの上に直接飴釉を掛けたものと、素焼きの上に白化粧を掛けて飴釉を掛けたものの2種類ございます。店頭で是非比べてご覧下さい。
押紋のマグカップは今回、飴、赤土、灰釉、呉須の4色です。
こちらの角鉢は昔作られていた形を作って頂きました。
1点ものです。
定番人気の丸深鉢は久しぶりの入荷です。
モダンな形のプレート皿はモーニングプレートと同じく、6、7、8寸が届いております。
ご飯茶碗も大小たっぷり!
土瓶もきていますよ!釉薬違いでほぼ1点づつの入荷です。
植木鉢は新たに鎬や面取りタイプも!
シンプルなタイプもございます。
箸置きもたくさん!
小鹿田焼 坂本工窯
日田の山あいで江戸時代から続く小鹿田焼。
代々長子相伝で技術を伝え、今に至る。
その技法は国の重要無形文化財に指定されている。
坂本工窯は小鹿田焼窯元10軒の中でも、
最も伝統と現代性を兼ね備えた窯元。
今回は坂本工さんと創さんお二人の作られた約1500点という脅威の数の作品をご覧頂けますよ。
小鹿田焼といえばの飛び鉋、刷毛目のお皿は小さいものは3寸から5、6、7、8、9寸、尺皿と寸刻みで届いております。
使い易い=すぐ売れてしまう6寸、7寸は今回多め。
小鹿田焼のお皿は一度に沢山焼けるように重ねて焼くのが基本。
通常は高台が当たる部分の釉薬を丸く削り取り(蛇の目と呼ばれる)、上に積み重ねて焼くのですが、工窯では縁重皿と呼ばれる、縁が焼き締めになっているところにもう一枚を伏せて焼くという贅沢な作りのうつわも作られております。蛇の目がなく、模様を全面に楽しめるうつわです。模様も他の小鹿田焼の窯元にはない工窯ならではのモダンな雰囲気のものも。
工さんならではの櫛描きの抽象紋も色々届いていますよ!
美しいピッチャーも。
人気の創さんの三彩のうつわもサイズ違いでございます。
伝統技法の刷毛目もモダンですね。
この形はお料理が映えますよ。(数少なめです。)
蕎麦猪口や鉢なども。
珍しい角皿も。
湯呑やフリーカップやマグカップなどは、もうどれにしようか悩ましい程に種類が豊富です。
もちろんご飯茶碗や丼も。
すり鉢はサイズ違いで小さい物から大きい物まで。
酒器も種類色々。
壺などの蓋物も豊富です。
ピッチャー色々。下の扁壷は出西窯です。
飴色も良いですね。
それぞれの窯から本当に盛り盛り沢山です!
写真はこれでも一部ですよ〜!
ぜひ、この機会に是非足をお運びくださいね。
初日、二日目の7/30(土)、7/31(日)は作り手のお二人も在廊されますし(小鹿田焼 坂本工窯の在廊については下記の「お知らせ」をご覧下さい。)、
明日の初日は17:00~オープニングイベントも開催されます。
お待ちしております。
【お知らせ】
DMなどでは、小鹿田焼 坂本工窯からの7/30(土)、7/31(日)の在廊は、坂本工さんとお知らせ致しましたが、
急遽諸事情により坂本創さんがいらっしゃることになりました。
ご了承ください。
【作家在廊日】
7/30(土)、7/31(日)
出西窯 多々納真、小鹿田焼 坂本創
【日田焼きそバー】参加費無料
7/30(土) 17:00~
固めに焼く麺が特徴的な、日田のご当地グルメ「日田焼きそば」とフードスタイリストの中山暢子さんによる日田にちなんだおつまみ、
そして、九州屈指の水郷でもある日田の名水を100%使って仕込んだサッポロビールをご用意致します。
作り手と共に小鹿田の夜をお楽しみ下さい。
【出雲「以久満」出張寿司&お燗バー】※予約で満席です。
7/31(日) 17:00~
参加費¥3000
出西窯のぐい呑みプレゼント付き(事前予約制・先着20名様)
お申し込みはwebで→http://www.sm-l.jp/
出雲の名店「以久満」による寿司バーが一日限定でオープンします。
また、元朝日新聞社の編集委員の稲垣えみ子さん(節電生活で情熱大陸にも出演。)を女将に迎えお燗バーを開催致します。
アフロヘアーの女将のつけるお燗。ご期待下さい。
工藝 器と道具 SML
東京都目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル 1F
12:00~20:00 土日祝は11時 開店になります。
東京メトロ日比谷線・東急東横線 中目黒駅より徒歩7分
03-6809-0696
www.sm-l.jp
2016.06.24 Fri
いよいよ明日から!6/25(土)〜7/3(日)「硝子の仕事 安土草多×陶の仕事 山田洋次」いよいよ明日の6/25(土)から7/3(日)にかけて「硝子の仕事 安土草多×陶の仕事 山田洋次」展が始まります。Photo by Naoto Takano
甘雨を受けて繁茂する夏草の躍動。
つくるよろこびを感じ、
使うよろこびを得る。
はじめての組み合わせの2人展。お二人とも、楽しんで作られている雰囲気がびしびし伝わってくる展示です。
あたらしいかたちも沢山届いております。
「今」の2人の仕事を是非見にいらしてください。
では展示の様子を。
エントランスは安土さんは花器を中心に、ペンダントライトはアイアンのスタンドに掛けて。(こちらも販売しています。)山田さんは鉄釉の黒シリーズと今回色々なサイズで届いている両手付きのオイル壺やカトラリーポットを。
今回お二人とも沢山届けて下さったので、所狭しと並んでおりますよ!安土さんのペンダントライトも、いつもよりもましましで吊っております。新しい型も増えておりますよ!
山田さんはSMLだとスリップのイメージが強いですが、今回は黄釉のシリーズも色々な種類が届いています。
スリップウェアと組み合わせてもはまりますよね。
安土さんグラスは本当にいろいろ届いていますが、中でも八角シリーズはサイズや形が豊富です。
女性の飲むときの喉のラインが見たい!というコンセプトで作られた細長いビールグラスも。
ビール以外もスパークリングワインなど泡のお酒に合います。
安土さんはお酒好きなので、お酒を飲むために作られたグラスが多いです。
例年入荷の数が少ないワイングラスも今回は潤沢にございます。
くびれが特徴的な冷茶グラスはお茶以外もワインやお酒を飲むのにぴったりです。
ショットグラス ストレート。この時期冷酒がおいしく飲めるぐい呑みサイズもいろいろありますよ!
人気の面取り酒器も数が揃っております。今回は珍しい色流しのものも。
お皿系もいろいろあります。
角鉢のこのゆらぎは安土さんならではですね。
朝顔みたいなコンポートは2点のみの入荷ですよ〜!
シンプルなモール鉢も。
蝶ネクタイのような板皿は新しいかたち。
花器も色々なデザインやサイズがきています。こちらはノーブルな雰囲気の足付き一輪。
毎回人気の小さい一輪挿しも。
今回は色流しもいろいろ。おなじかたちでも色が入ると雰囲気が変りますね。こちらは筒茶碗。あとクリアと墨色がございます。
こちらも色流しの八角片口 大、一輪挿し。
そして安土さんといえば!のペンダントライトも!店内イカ釣り漁船並みに沢山吊っていますよ〜!
ディスプレイしきれないくらい沢山ありますので、選ばれるならこのタイミングがベストです。こちらはE26電球仕様の筒瓶。
こちらもE26電球仕様の傘。
こちらはE17電球仕様の球 泡。
同じ形でもクリア、泡、クラックなどバリエーションもいろいろありますよ。
山田洋次さん
イギリスで修行された山田さん。今回はイギリス陶器愛が炸裂しています!
黄釉のシリーズが色々届いています。
使い込まれたような雰囲気が素敵です。また使い込むことで育っていきますよ!
今回届いたうつわはフレンチプレス以外オーブンに入れてお使い頂けますので
、がしがし使ってオイルなどが入って表情が変化していくのが楽しみですね。
カップ類はいろいろな形がきています。こちらは掛け分けタイプのマグカップ。
飲み物をいれるものは育ちが早そうです。
こちらはハンドルカップ!字の如く、持ち手がハンドルになっています。
こちらはモロッコカップ。モロッコのグラスである形ですね。愛嬌ありますね。
湯呑サイズとぐい呑みサイズがございます。
ソバチョコ(納品書がカタカナ表示だったのでそちらに倣って。)も。この時期に欲しい蕎麦猪口は、めんつゆ以外にも、お茶を飲んだり、小鉢として使ったりと活躍しますよ!
シンプルなかたちのココットは大小ございます。
使い勝手の良さそうなこちらのボウルは大中小の三種類。
お料理が映えるリム皿も。
浅めのスープカップはヨーグルトをいれたりなど鉢として使ってもいいですね。
ハンドルココット。オーブンでアヒージョなど作るのにいいですね。
外が焼き締めのポーリングボウルは大中小の三種類。お酒を入れたり、ドレッシングを入れたり、口が広いのでお料理を盛るのにも良いですね。
焼き締めの部分はさらっとした質感で気持ち良いですよ〜
モロッコピッチャーはくびれがあるので、ハンドルがついていなくても持ち易いですよ。
オーバルキャセロールでオーブン料理が食卓に出てきたら上がりますね。
ごちそう感が演出できますよ〜!
今回両手のオイル壺は同じかたちで小さいものから、超特大サイズまできていますよ!
そして、山田さん昔から作り続けられているフレンチプレスコーヒーポットも。
サイロみたいなデザインですね。
今回は鉄釉のシリーズも。黒のようなグレーのような茶のような、何とも言えない色がかっこいいですよ!
釉薬の掛かり具合などで表情が変わっているので、是非比べてご覧くださいね。
そしてSMLで山田さんといえばのスリップウェアも沢山届いていますよ。
形も文様もいろいろ。伸びやかなスリップが見ていて気持ちが良いですね。
マットなタイプやアメリカの古いスリップウェアのようなタイプとでまた雰囲気が違います。
写真はほんとうに一部です。他にもいろいろ届いております。
是非直接見にいらしてください。
明日はお昼前には雨も止むようです。
そして初日の明日はお二人とも在廊されますよ!
作家在廊日
安土草多 6/25(土)、26(日)
山田洋次 6/25(土)
そして明日の17:00~はオープニングパーティーを行います。
料理研究家 下条美緒さんによるお料理とお酒を、作り手と共にお楽しみください。
参加費などはございませんので、どなた様もお気軽にお越し下さい。
お待ちしております。
工藝 器と道具 SML
東京都目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル 1F
12:00~20:00
土日祝は11時 開店になります。
03-6809-0696
www.sm-l.jp
2016.06.21 Tue
「松本家具研究所」引き出しテレビ台6/11(土)~21(火)「松本家具研究所」-松本行史の仕事-展
いよいよ本日最終日となりましたが、今回届いている家具をブログにてご紹介致します。
引き出しテレビ台(1200W×350D×500H)
こちらも胡桃材に拭漆で仕上げられております。
伝統とモダンを兼ね備えたようなデザイン。
上にテレビ、二段目にAV機器などを設置するイメージで。たっぷりと引き出しが3つついています。
こちらも床から上がったデザインなので軽さがありますね。
引き出しはちょうどDVDを収納するのにピッタリなサイズです。
こちらに焼き印が入っていました。
角のこの鳥居のような意匠も素敵です。
裏からみるとこんな感じ。
横から見るとこんな感じ。板足で仕上げてあります。
裾の部分の意匠もたまりませんね。
テレビ台としてではなく、このような感じで飾り棚としてお使い頂いても良いですね。
毎度毎度申し上げておりますが、松本さんの家具はすべてサイズ変更などのセミオーダーが可能です。
それぞれのご家庭に合わせたサイズで作っていただけますのでどうぞご相談ください。
「松本家具研究所」のブログではサイズ変更して作られたものも多数納品されています。
どうぞそちらも参考になさってください。
→ http://m-k-k.jp/blog/cat5/
本日までは届いた家具を全てご覧に、お触り、お座り頂けます。
日々いらしたお客様がその良さを感じてくださってうれしい限りです。
是非この機会に多くの皆様に実感して頂きたいです。
本日が最終日ですよ〜!
20:00までお待ちしております。
2016.06.20 Mon
「松本家具研究所」楕円ティーテーブル6/11(土)~21(火)「松本家具研究所」-松本行史の仕事-展
いよいよ明日までとなりましたが、今回届いている家具をブログにてご紹介致します。
楕円ティーテーブル(1200W×600D×350H)
こちらも胡桃材に拭漆で仕上げられております。
珍しい楕円のテーブルです。
テーブルは今回、くるみの丸テーブル、ミニ丸テーブル、組み立て式ダイニングテーブルが届いていますが
いずれも高さが70㎝で椅子に座るタイプ。
こちらの楕円ティーテーブルは高さが35㎝と約半分で座卓としてもお使いいただけます。
楕円だと、丸や四角よりもモダンな印象です。
奥のなごみベンチと高さが一緒で相性もピッタリなのでセットでいかがでしょうか。
もちろんご自宅のソファに合わせてお使いいただいてもいいですね。
フローリング、畳、和洋どちらのお部屋にもしっくり馴染むと思います。長い部分には2人、短い部分に1人座れば、最大6人は大丈夫そうです。
こちらもお部屋やご家族に合わせて、ご希望のサイズでオーダーが可能です。
テーブルの高さもご相談ください。
天板に顔を覗かせた脚が目のようで和みます。今にも動き出しそうです!
椅子のご紹介でもお伝えしていますが、こちらも一切ネジなどは使用せずに作られてます。
天板に穴を開けて、少し大きめに作った脚を差し込んで二つに割り、楔(くさび)を差し込みます。
抜けにくく丈夫な脚なんです。
厚みのある天板、表面、側面から裏への仕上げなども今までご紹介したものと同様に丁寧なお仕事です。控えめに少し外に広がった脚が美しいバランスを保っています。
松本さんの家具はすべてサイズ変更などのセミオーダーが可能です。
それぞれのご家庭に合わせたサイズで作っていただけますのでどうぞご相談ください。
「松本家具研究所」のブログではサイズ変更して作られたものも多数納品されています。
どうぞそちらも参考になさってください。
→ http://m-k-k.jp/blog/cat5/
会期も明日6/21(火)までとなりました。
明日までは届いた家具を全てご覧に、お触り、お座り頂けます。
是非この機会に多くの皆様に実感して頂きたいです。
どうぞお出掛けください。
お待ちしております。
2016.06.19 Sun
「松本家具研究所」四方棚6/11(土)~21(火)「松本家具研究所」-松本行史の仕事-展
今回届いている家具を少しづつブログにてご紹介致しております。
四方棚(三段)です。(550W×350D×1400H)
こちらも胡桃材に拭漆で仕上げられております。
こちらは三段のタイプ。
潔いくらいにシンプル!空間を広く見せてくれます。
こちらは壁につけて置いていますが、間仕切り的に配置しても圧迫感がないのが良いですね。
三段は高すぎず、低すぎず程よい高さです。
松本さんの家具はベタ底ではないので、棚下の掃除が容易で、また軽やかさがあります。
棚と棚の間隔もお好みで作っていただけますので、もう少し狭く、または棚数を増やしたりも可能です。
こちらに鎮座しているのは、松本さんの楕円刳り手箱(三段)です。
四方棚もネジなどは使用していません。
柱と棚板の組みつぎ部分。更に角は面を取ってあたりが柔らかです。
本当にどの家具を見ていても思いますが、こういった部分の仕上げが丁寧で美しいです。この部分も角の面が取られています。ため息が出ます。
広い面の棚板はやはり槍鉋による波が打ち寄せるような表情です。不思議なことに平らなんですよね。
何度も何度も手で確かめながら仕上げてられているのがわかります。
そしてこちらは四方棚(四段)です。(550W×350D×1800H)三段よりも40㎝高くなります。
こちらは窓際でさらにすっきりとした印象ですね。贅沢な空間です。
しつこいくらいにお伝えしていますが、松本さんの家具はすべてサイズ変更などのセミオーダーが可能です。
それぞれのご家庭に合わせたサイズで作っていただけますのでどうぞご相談ください。
「松本家具研究所」のブログではサイズ変更して作られたものも多数納品されています。
どうぞそちらも参考になさってください。
→ http://m-k-k.jp/blog/cat5/
6/21(火)までは届いた家具を全てご覧に、お触り、お座り頂けます。
こちらの会期もいよいよ残り3日となりました。
是非この機会に多くの皆様に実感して頂きたいです。
どうぞお待ちしております。