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2011.06.19 Sun
京都丹波→兵庫丹波→北神戸→淡路島 その4翌朝、篠山市街から丹波立杭へ。車で30分くらい。
すでにSMLではお馴染みの清水俊彦さんの窯です。
冬に怪我をされて、3ヶ月程入院されていたようですが、
最近ようやく制作を再開されたようです。
少し痩せたような気がしましたが、元気な姿を見せてくださいました。
俊彦さんは売る人がいないと作れなくなるからと、
息子さんぐらいの歳の私たちのような者でも、大事に気さくに接してくださいます。
奥さんの桂子さんと談笑中。
パソコンの操作を聞かれてました。
離れの客間には個展用の大物が置かれています。
訪れるとこちらでお抹茶をたててくれます。
蓋物&花器でオーダーした制作中の蓋物。
というわけで、到着したての器です。
「蓋物&花器」用のものも。奥は丹波伝統のろうそく徳利。
言わずと知れた、しのぎ、面取りの大名人。
完調するにはもう少しとおっしゃってましたが、
早くまたでっかい大皿を作ってほしいものです。
陶芸美術館で見た俊彦さんの大皿には驚きました。
2011.06.19 Sun
京都丹波→兵庫丹波→北神戸→淡路島 その3つづいて丹波篠山の平山元康さんのもとへ。
師匠である市野茂良氏が前日に亡くなり、
平山さんがお通夜に出席するため、時間を急がねばなりませんでした。
平山さんは丹波立杭 丹窓窯の市野茂良氏に師事。5年間の修行を経て、
篠山に独立築窯。先日の「国展」では新人賞を受賞し、
勢いのある作り手の一人です。
その1でご紹介した前野さんとは、窯出しの際は手伝いに行き来する仲だそうです
当日は時間がないのに窯を案内していただいたり、
お話しさせていただいて本当に感謝しています。
平山さんの器でいただいた奥様お手製のケーキやコーヒーゼリーも絶品でした。
ご案内いただいた平山さんの窯です。
立派な上り窯です。
この様な器を詰める部屋が3つ。下の隙間から炎が登ってきます。
見覚えのあるポスターが。
僕たちが器を見たのでごちゃごちゃしてしまいましたが、素敵な空間です。
そして到着した器たち。
間違えなく飽きないで長く使える器です。
掲載以外にも来週末からの美しい蓋物が到着しています。
意外なことに関東では他に取扱いがないそうで、
僕たちと同年代ですし、今後のおつき合いが楽しみな方です。
平山さんお住まいの篠山は古い街並などが残る丹波の城下町。
関東でいうところの小田原とか川越のような街でしょうか。
平山さんのところからは車で20分程で市街地につきます。
篠山城跡
丹波黒豆、丹波松茸は篠山のブランドだそうです。
冬はイノシシ肉のぼたん鍋。うまいものいっぱいです。
デカンショうどんは看板を沢山見たのですが、結局何かわからず。。
関東の方には馴染みが薄いかもしれませんが、街中には素敵なカフェやお店もあり、
古い街に最近になって新しい感覚が 入り始めた、注目の街です。
関西方面に行く方は訪れてみてはいかがでしょう。
2011.06.17 Fri
京都丹波→兵庫丹波→北神戸→淡路島 その2次に訪れたのが亀岡市で作陶されている、藤田佳三さん。
粉引きの上に繊細な絵付けをされる
「絵付Spring」に参加していただいた作家さんです。
前野さんのところからは車で1時間くらい。
運転していても気分が悪くなるような、くねくねした山道を通りたどり着きました。
この日は次の平山さんのもとへ急がなければいけなくなり、
残念ながら写真を撮る事ができませんでした。
なので到着した器だけ。
青い絵付けの安南手の器たち
こちらは赤絵の器
新作の紅安南の器
フォルムも絵も繊細で見とれてしまいます。
うかがった時、でかい犬にめちゃくちゃ吠えられました。
2011.06.16 Thu
京都丹波→兵庫丹波→北神戸→淡路島 その1先週のことですが、まだお会いしていない作り手さんや、
お会いしてるけど伺ったことのない方が関西方面に多かったので、
店をお休みして3日間かけて行ってきました。
出し惜しみして、何回かに分けてブログを更新します。
最初に訪れたのが、ゴールデン・スリップ・ウェアに急遽参加いただいた
京都の南丹市で作陶されている前野直史さん。
関西方面では既にファンの多い方ですが、
関東ではほとんど器をお目に掛かれないスリップ・ウェアの作り手です。
以前からブログを拝見していて気になっていた方なのですが、
ツイッターのゴールデン・スリップ・ウェアの告知に反応してくださり、
それからおつき合いが始ったという。今どきの関係です。
番地を書かなくても荷物が届くという山の中でした。右が前野さん
作業場。大阪民藝館のスリップウェアのポスターですね。
おおっ!スリップの図案?
これを掛けるわけですね。
お昼をご馳走になっちゃいました。おいしかったなー。
やはり使い込むといいですねー。
登り窯の前で。左は4月から入ったお弟子さん。
到着した器はこんな感じです。
力強いスリップウェア。丹波黒豆の鞘の灰を釉薬に多く配合すると
2枚目のように青白く色がでるようです。
釉薬の配合は少しづつ変えているので、この青白さはひょっとしたら今だけのもの。
ファンの方は青の時代の前野作品を是非。
もちろん来週からの蓋物なども沢山到着してます。
前野さんありがとうございました。また行きますねー。
2011.06.12 Sun
「蓋物&花器」開催