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2016.12.07 Wed
12/9(金)~12/19(月)「小代ふもと窯 井上尚之 20年の仕事」に先立ち。いよいよ明後日の12/9(金)から「小代ふもと窯 井上尚之 20年の仕事」展が始まります。
今年の夏にスタッフみんなで窯に伺った時の画像を(今更ながら。。)UPします。
小代ふもと窯は熊本の北西部にある、福岡県との県境にある窯元。
尚之さんのお父様である当主の井上泰秋さんが昭和43年に開かれました。
6袋もある大きな登窯で全てのうつわを焼き上げております。
これらは釉薬が溶け流れて棚板にはり付いてしまったもの。
釉薬が溶け切った美しさを狙っているけれど、そのギリギリのところでこのようなリスクも生まれてしまうのだそう。
私たちが何気なく手にしているうつわも、そういった過程をひとつひとつくぐり抜けて届いていると思うと胸が熱くなります。
といいますか、現地では「あーもったいなーい!超良い上がりなのに〜!」と輪唱で叫んでいた女子2人。
この日は生憎の笑っちゃう位の土砂降りでした。
(窯に伺った後に南関あげのうどん屋さんでお昼を食べたのですが、雨と雷の影響で停電しました!)
とはいえ、丁度私たちが伺ったのは窯出しほやほやのタイミング。
外の天気は何のその。
「年末の個展に向けてご挨拶」位の気持ちで言ったのですが、
楽しげにピカピカのうつわが並んでいるのを見たら買い付けない訳にはいきません。
真剣に選んでいます。
めちゃくちゃ上がりの良いピッチャーと尚之さん。(こちらは今回の個展でお出し致します。)
尚之さんはつぎつぎに買い付けに訪れる方とお話しながら、手では高台をヤスリでけずったり忙しそうに且つ、楽しそうに働かれておりました。
なんだかそういった雰囲気がうつわにも表れているのですよね。
このときを含め、窯出しの度に5回今年は窯に伺い、今回の個展の為に準備を重ねて参りました。
昨日も個展前最後の窯出しに行き、なんと計1500という尚之さんの今迄の展示では最大数が並びます。
正に20年という節目の年にふさわしい展示です。
とにかく必見です。
今回はSMLとしては異例の平日金曜日スタート!
12/9(金)は12:00オープンです。お間違いなく。
尚之さんも在廊されます。オープニングパーティーも12/9(金)の開催です。
是非いらしてください。
お待ちしております。
【作家在廊】
12/9(金)
【オープニングパーティー 無料】
12/9(金) 17:00~
フードスタイリストの中山暢子さんによるお料理とお酒を、作り手と共にお楽しみください。
工藝 器と道具 SML
東京都目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル 1F
12:00~20:00 土日祝は11時 開店になります。
東京メトロ日比谷線・東急東横線 中目黒駅より徒歩7分
03-6809-0696
www.sm-l.jp