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2016.06.15 Wed
「松本家具研究所」椅子6/11(土)~21(火)「松本家具研究所」-松本行史の仕事-展
今回届いている家具を少しづつブログにてご紹介致します。
今日はやさしい座り心地の椅子たちをご紹介します。
修行時代とにかく沢山作られたそうです。
三足スツール(300W×300D×410H)
おむすびのような三角の座面がかわいらしい三足スツール。
なんと言ってもその軽さに驚かされます。お子様や女性の方でも片手で簡単に移動が可能です。
多少不安定な床でも三点でしっかりと支えてくれます。
※一箇所に力が掛かると持ち上がってしまうので、踏み台などにはしないでください。
四足スツール(360W×300D×410H)
こちらは安定感抜群の四足スツール。
玄関に置いたり、補助椅子にしたり、作業用にもぴったりだと思います。
鉢植えなどを置いてもいいですね。本日発売の「Pen」の表紙で四足スツールを掲載いただきました。
P.80でも弊店ディレクター宇野の愛用品として紹介していますので、是非ともご覧ください。
TORIIチェア(400W×460D×750H 410SH)
背もたれが鳥居に似ている、その名もTORIIチェア。
低めの背もたれですが、座ると自然にすぅーっと背筋が伸びます。
Aチェア(450W×480D×750H 410SH)
こちらも名前の通り、背もたれがアルファベットのAの形になっているAチェア。
先ほどのTORIIチェアと比べると全体的に丸みを帯びて、どこか女性的ですね。
今日いらして下さったお客様はもう10年お使いだそうで、旦那さまがTORIIチェア、奥さまがAチェアなんだそう。
なるほど!と思いました。
スティックチェア(450W×530D×860H 410SH)
そしてこちらは背もたれが高くすらっとしたスティックチェア。
一本一本削ってあるスティックは柔らかで
緩やかなカーブに配置されているので体をやさしく包み込んでくれます。
椅子は自分が座っていない時は後ろから見ることが多いので、
後ろから見たときの美しさを意識していると松本さんが仰っていました。
脚の開きのバランスといい、確かに美しい!!
片肘スティックチェア(500W×530D×860H 410SH)
こちらは肘掛けの付いたスティックチェア。片肘なところがポイントですね。
両方にあると圧迫感がありますが、実際に肘を掛けるのは片方ですしゆったりと寛げますよね。
あなたは、右ですか?左ですか?
MYチェア感がグンと増しますね!
全体の緩やかなカーブ、肘先部分にキュンとしました。
松本さんの椅子の座面は、どちらもおしりの当たる部分が身体に馴染むようにさらに削られており、
その槍鉋の跡も美しいのです。松本さんの椅子は一切ネジなどは使用せずに作られてます。
座面に穴を開けて、少し大きめに作った脚を差し込んで二つに割り、楔(くさび)を差し込みます。
抜けにくく丈夫な脚が座面から覗いているデザインもいいですよね。
椅子はどちらも座り心地が本当に違いますし、
使うシーン、個々の好みで選ぶものが違ってくると思います。
私自身も毎日全ての椅子に座って、それを確かめている感じです。
きっと自分の一脚がみつかると思いますので、店頭でぜひお試しください。
松本さんの家具はすべてサイズ変更などのセミオーダーが可能です。
それぞれのご家庭に合わせたサイズで作っていただけますのでどうぞご相談ください。
「松本家具研究所」のブログではサイズ変更して作られたものも多数納品されています。
どうぞそちらも参考になさってください。
→ http://m-k-k.jp/blog/cat5/
6/21(火)までは届いた家具が全てご覧頂けます。
会期中に是非とも見て、触って、文章では伝わらない絶妙な感触を確かめにいらしてください。
お待ちしております。